雇用形態ごとに多彩な働き方がある
日本は高齢化が進み、それに伴い介護士の需要は非常に高まっています。そのため介護士の求人数は多く比較的転職しやすい状況ではあるのですが、雇用形態にはいくつか種類があります。その中でも正社員、派遣社員、パート・アルバイトの3つの働き方について紹介していきます。また、数多くある求人の中からどのようにすれば自分に合った転職先を探すことができるのかも把握しておきましょう。
正社員
正社員の場合は長期的にキャリアを形成していくことができるというメリットがあります。フルタイム勤務が基本ですが、日勤限定で働くこともできます。その場合は夜勤による体力的なつらさがなく、プライベートも充実させやすいでしょう。また、施設によっては土日休みで働くことも可能です。ご家族がいる場合でも、いろいろなイベントに都合を合わせやすく、予定の調整がしやすいでしょう。今後、資格取得などをして介護士としてのキャリアを積んでいきたいと考えている人は正社員がおすすめです。
派遣社員
派遣社員の場合は事前に契約期間を決めて働くことができますので、ライフスタイルに合った働き方が可能です。また、例えば「認知症ケアを学びたい」「介助スキルを伸ばしたい」など、磨きたいスキルがあった場合にも自分のタイミングでスキルを磨ける職場を選ぶことができるというメリットがあります。将来的に正社員を目指したいということであれば、紹介予定型派遣を利用すれば最長6ヶ月の期間派遣社員として就業した後、正社員として入職するかどうかを検討することができます。
パート・アルバイト
パート・アルバイトはフルタイムで働けない方におすすめです。都合の合う時間だけ勤務することができるので、まだ小さいお子さんがいる方などはこの働き方を選ぶケースが多いです。曜日固定のシフトで働くこともできるので、家族との休暇を合わせたい方や自分の趣味で習い事に通っている方などはおすすめです。また、夜勤専従という働き方もあるので、少ない勤務回数で効率よく稼ぐこともできます。
どうやって求人を探すか
このように多様な働き方がある介護士ですが、求人数が多くて自分一人だけで探すとなると非常に大変です。だからといってよく調べずに転職してしまうと待遇の悪い職場で働くことになり後悔することになるかもしれません。そこで、仕事を探す際には人材紹介会社に登録することをおすすめします。いわゆる転職エージェントと呼ばれるものですが、転職エージェントを利用すればできるだけ自分の希望に沿った求人を紹介してくれますし、転職に関する様々なサポートを提供してくれます。利用も無料ですので、これから転職活動を始めるという人はぜひ利用してみましょう。
